タテヤマアザミ

キク科 アザミ属

北アルプス北部のほか、白山山系と妙高山系の亜高山〜高山帯の開けた草地などに生える多年草で、高さは150センチほどになる。葉は切れ込みが浅く、トゲは目立たない。
頭花は紅紫色で、茎の先に1〜5個、横又は下向きに付き、母種のダイニチアザミより小さく直径3〜4センチ。総苞は粘らず、開出するが反り返えらない。花期は8〜9月。

〜徒然想〜

ムラサキシロウマリンドウを目指し、白馬の登山道を登ります。
曇り空で、リンドウの開花には不安な道のりですが、登るにつれタテヤマアザミ、ミヤマトリカブトチョウジギクコウメバチソウ、ミヤマコゴメグサなど、多くの花が見られるようになり気鬱が飛んでいく想いです。

アザミの見分けは難しいものがありますが、幸い棲み分けをしているようで、白馬のこのあたりのものはタテヤマアザミとしていいようです。
ときに背丈を超えるものがある、壮大なアザミです。

−同じ科の植物−
2009.8.30 長野県白馬
 
2009.8.30 長野県白馬     2009.8.30 長野県白馬  
 2009.8.30 長野県白馬    2009.8.30 長野県白馬