チョウジギク

キク科 ウサギギク属

低山〜亜高山帯に生える多年草で、高さは20〜80センチ。
頭花は筒状花だけがあり、黄色。頭花の柄が白い縮れ毛で覆われる。
花期は8〜10月。本州秋田〜鳥取県の日本海側、四国に分布する。

〜徒然想〜

不思議な形の花をもつキク科の植物に憧れていました。
白馬岳への道を歩き始めてすぐに林の中に現れ、喜びました。あまりにもあっさりと現れたので、油断でした。この後も見られるだろうと、簡単に撮って、先に期待します。
が、その後この花に出逢うことはありませんでした。
悔やみましたが、後の祭りです。
考えてみれば、この花は秋の花。8月のこの時期はまだ開花が始まったばかりで、最初の出逢いが幸運だったのでしょう。
またもや、撮れるときにしっかりと撮ることの大切さを、思い知らされました。

前回の悔しさを想いながら、再び白馬に入ります。花期はぴったり〜群生する姿が見られました。
図鑑で見た不思議な形そのままに、白い首を伸ばしています。

−同じ科の植物−
2009.8.29 長野県白馬岳
  2008.8.11 長野県白馬岳    2008.8.11 長野県白馬岳
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