ヒメクマヤナギ

クロウメモドキ科 クマヤナギ属


海岸の砂浜や岩場に生える半常緑の低木。枝はよく分岐し、地上を匍匐して長さ1メートルほどになる。葉は互生し、楕円形〜倒卵状楕円形、裏面は灰白色。
花は葉腋に5弁の小花を付ける。花弁は萼片より小さい。核果は楕円形で、赤から黒紫色に熟す。奄美大島以南に分布する。


〜徒然想〜

海岸の絶壁に、“尻割れした赤い実”と混在していました。尻割れした赤い実は、のちにハリツルマサキであると教えられましたが、こちらは楕円形です。
長径は5ミリほどでしょうか。尻割れと見比べながらの撮影になりました。
見れば、地元のYさんも身を屈めて撮影中です。並んで撮る背に春のような陽が注ぎます。

−同じ科の植物−
2007.12.22 沖縄県本島
   2007.12.22 沖縄県本島