イズコゴメグサ

ゴマノハグサ科 コゴメグサ属
   APG分類ではハマウツボ科
箱根・伊豆周辺を中心に東海地方に分布する。山地の草原に生える半寄生の1年草で、高さ10〜30センチ。タチコゴメグサに似てよく分枝する。葉は対生し、倒卵形で、鋭い3対の鋸歯がある。葉の幅がやや狭いのと鋸歯が細く伸びないのが特徴。
花冠は白色唇形で、下唇が上唇より長く、下唇に紫色の筋と黄斑がある。花期は8〜10月。

〜徒然想〜

信じられない世界をみる想いがしました。
眼下に海が見えます。足下にはヤマラッキョウマツムシソウタムラソウセンブリなど、今まで信州の高原で出逢ってきた花たちが咲き乱れています。海と高原の花たち、何という矛盾の世界なのだろうか。私の乏しい認識を打ち砕く、すばらしい世界でした。
イズコゴメグサはほとんど終わっていました。イズコゴメグサを紹介する写真としては寂しいですが、こんな世界があることを紹介したくてアップすることにしました。写真は来年追加します。

お約束どおり、写真を追加し、寂しい写真は差し替えました。 “海のみえる丘”は、今日も快晴です。海は青く、船が白波を引いて疾走しています。1年前と同じ光景が眼下にあります。

−同じ科の植物−
2007.9.16 神奈川県箱根
 2007.9.16 神奈川県箱根    2007.9.16 神奈川県箱根
 
 2007.9.16 神奈川県箱根    2007.9.16 神奈川県箱根
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