エゾノハクサンイチゲ

キンポウゲ科 イチリンソウ属

40センチほどになる多年草で、長い柄がある根生葉を束生する。葉身は円心形で3全裂し、側小葉はさらに2深裂する。
ハクサンイチゲと比べ、終裂片がより幅広く先は尖らないこと、小葉に明らかな柄があることなどの特徴がある。
花は1〜5個、散形状の花序に付いて、径2〜2.5センチ。花弁にみえる白い萼片が5〜7枚ある。

〜徒然想〜

斜面の一角を白く変えるみごとな群落に出逢った。
相前後して登る同好者が三脚を立て撮影している。登山者も足を止め魅入る。当然のように会話が始まり、心和むひとときが流れる。・・・・・・・♪♪

北海道のこの地にあるのだからエゾノハクサンイチゲだろうが、ハクサンイチゲとの区別がつかない。花弁は、ハクサンイチゲよりもわずかに小振りに見えました。毛深い印象です。
各所でみられ、群生又は他の花と混ざり合って咲いていました。

−同じ科の植物−

2007.7.9 北海道黒岳
2007.7.9 北海道黒岳
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