クリヤマハハコ

キク科 ヤマハハコ属

山地の岩場などに生える多年草で、高さは20〜35センチ。ヤハズハハコの変種で、葉は倒披針形で鈍頭、腺毛が多く、黄緑色になる。
頭花は茎の先に散房状に多数付き、総芭は鐘形。花期は8〜9月。関東地方北部〜西北部に分布する。

〜徒然想〜

ヤハズハハコとの違いを確認するため、この山のものは全てクリヤマハハコといわれる山に出かけてきました。
山頂まで1時間足らずですが、急な岩場や鎖場があり、注意を要する山登りです。

クリヤマハハコらしき植物は山頂付近でよく見られました。ヤハズハハコとの違いとされる白い綿毛が少ないことは確認できましたが、黄緑色についてはよく分かりませんでした。葉を揉むと黒糖の香りがすることについては、確認を忘れてしまいました。
その他、葉が細く、石灰岩地でよく見られるタイプの植物と思われました。

−同じ科の植物−
2011.8.7 埼玉県
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