タカネヤハズハハコ

キク科 ヤマハハコ属

高山帯の乾いた草地や礫地に生える多年草で、高さは10〜30センチ。葉は倒披針形〜披針形で、両面に灰白色の綿毛がある。
花は茎頂に散房状に密に付け、白色で、下部は紅褐色又は紅色を帯びる。花期は8月。北海道、早池峰山、本州中部地方以北、大峰山に分布する。

〜徒然想〜

2005年6月末、常念岳への尾根道で、真綿のような厚い葉で覆われた蕾を見つけました。まるで、赤子を大切に守っている母のように想えました。
多分、タカネヤハズハハコと思いながら周りを探し回りましたが、花開いたものは一つも見つかりませんでした。

それが、同年、北岳ですっかり花開いたものを見つけ、やはりタカネヤハズハハコだったと感激したのが懐かしいです。
赤子はしっかりと成長し、淡いピンクの花を咲かせていました。成長してもあの真綿のような葉の感触は変わりません。

−同じ科の植物−

2005.6.25 長野県蝶ヶ岳
   2005.8.28 山梨県北岳
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