ナガミボチョウジ

アカネ科 ボチョウジ属 

九州、トカラ列島以南の石灰岩地の林内に生える常緑低木で、高さは1〜3メートルになる。葉は狭楕円形〜長楕円形で全縁。
6〜7月、葉腋から集散花序を出し、小さな緑白色の花を付ける。
果実は楕円形の核果で、長さ1センチほど。冬に赤く熟す。

〜徒然想〜

12月は、沖縄では秋にあたるのでしょうか。多くの植物が実を持っています。葉も心なしか黄色く色付いているものが増えています。
気温は20度を超えていますので、本土でいう、いわゆる秋の風情とはちょっと違います。が、植物たちを見ると、やはり秋です。

地元のAさんから、現場では名前が明確でなかったのですが、ナガミボチョウジであるとの調査結果のメールをいただきました。温かいお心遣いです。
球形の実を持つボチョウジに対し、実は楕円形です。

−同じ科の植物−
2007.12.22 沖縄県本島
2007.12.22 沖縄県本島 2007.12.22 沖縄県本島
 
 2013.3.5 沖縄県本島   2007.12.22 沖縄県本島