ミズタマソウ

アカバナ科 ミズタマソウ属

山地の林下に生える多年草で、高さは20〜50センチ。葉は葉柄があり、長卵形〜卵状楕円形、縁に低鋸歯がある。
花は白色又は淡紅色。花期は8〜9月。
果実は広倒卵形で、白色のかぎ状の刺毛がある。

〜徒然想〜

ひとしきり歩いた雨上がりの裏高尾。軒下の乾いた板の間に腰をおろし一休みです。
見渡せば、前夜の雨でオオガンクビソウがすっかりと倒れ込み、ちょっと無惨な姿をさらしています。
足下にも小さな花を付けた見知らぬ花が倒れています。ときどき、水玉がきらっと輝き、ちょっときれい。輝きを撮ろうと何度もシャッターを押しました。
名前を知ったのは1年後。何気なく眺めていた図鑑にミズタマソウの名があった。名前のとおり、“水玉”の出逢いだったのです。

−同じ科の植物−

2006.8.27 東京都裏高尾(画像にポインターをおいて下さい)
   2006.8.27 東京都裏高尾  
 2019.9.1 東京都奥多摩    2019.9.1 東京都奥多摩
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