マツバウンラン

ゴマノハグサ科 ウンラン属

北アメリカ原産の帰化植物。荒地、道端などに生える越年草で、高さは30〜60センチ。葉は下部のものは対生又は輪生し、茎葉は小さく線形。
花は総状花序となって多数付く。苞は線形。花冠は淡紫色で長さ1センチほど。仮面状の唇形で、上唇は2裂、下唇は3裂し、中央に2列の隆起部があり、白色。線形の距がある。花期は5〜6月。

〜徒然想〜

工場の敷地に生えていました。一部金網フェンスを越え、道路まで飛び出ています。
年に1度、1週間ほど仕事で岡山に出張します。花の時期とうまく重ならないことや余暇の時間が取れないのが宮仕えの辛いところですが、昼休みを利用して近くを散歩します。
群生したマツバウンランはなかなか綺麗です。
横から透かして、並び立つ姿を、コンデジで撮りました。

多摩川河川敷の土手でもちらほらと見られました。いずれ群生状態となるかもしれません。

−同じ科の植物−
2007.5.23 岡山県
2007.5.23 岡山県 2007.5.23 岡山県
2007.5.23 岡山県
2025.4.25 東京都調布市 2025.4.25 東京都調布市
上唇は2裂し、下唇は3裂します 細長い距があります