| マタタビ    マタタビ科 マタタビ属 | ミヤママタタビ    マタタビ科 マタタビ属 | 
| 2007.6.24 埼玉県秩父市 | 2006.7.15 長野県八ヶ岳 | |
| 山地や原野の林縁に生える落葉ツル性木本。葉は互生し、広卵形、先は尖り、縁には刺状の鋸歯がある。花期に葉が白くなる。 雌雄別株で、葉柄の根元に白い5弁花を下向きに付ける。直径は2〜2.5センチ。花期は6〜7月。果実は長さ3センチほどで長楕円形。 猫の好物で、薬用酒など食用にもなる。果期は9〜10月。実を食べると疲労が回復し、また旅ができるとの俗説からこの名がある。 | 山地の林内に生える落葉ツル性木本。葉は互生し、倒卵形、縁には細かい不規則な鋸歯がある。花期に葉が白くなり、花が終わる頃には赤くなる。 雌雄別株で、葉腋に白い5弁花を下向きに付ける。直径は1〜1.5センチ。花期は6〜7月。果実は液果で、生食できる。 | 
| 〜徒然想〜 山地を走ると葉が白くなった木がよくみられ、マタタビであることが分かりますが、何時でも撮れるとの想いから、花を撮る機会は少ないです。 この日は偶然止めた車道脇に枝が張り出していました。折角の機会に、花を撮っておこうと葉の下を覗くと、思いの外きれいな花が付いていました。 やや黄色味がある白い花、径は2センチほどで、花弁が丸く、ちょっと可愛い。 山地には葉がピンク色に色付くミヤママタタビがあります。深山(ミヤマ)が付きますが、特に棲み分けはないようです。 −同じ科の植物− | 
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| マタタビ両性花 2020.6.21 東京都高尾山 | マタタビ雄花 2007.6.24 埼玉県秩父市 | 
| ミヤママタタビ 2007.6.24 埼玉県秩父市 | 
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