キンレイカ

オミナエシ科 オミナエシ属 
    APG分類ではスイカズラ科
 
2007.8.15 富士山麓   2006.8.11 山梨県北岳


山地の岩場、林内などに生える多年草で、高さは20〜60センチ。葉は対生し、掌状に3〜5中裂し、裂片には欠刻がある。
花は集散花序に小さな花が多数付く。花冠は直径7ミリほど、長さ2〜3ミリの距がある。花期は7〜8月。関東地方以西の太平洋側に分布する。

〜徒然想〜

金鈴花と書きます。美しい響きをもつ名です。
写真のストックをみて、意外に少ないのに気付きます。出逢いがないのか、出逢っても撮らなかったのか。
北岳と富士山のふもと、やや薄暗い地で撮影していました。
この花の高山型にハクサンオミナエシ=コキンレイカがあります。双方とも掌状に鋭く切れ込む葉を持ちますが、花が少し大きい(7ミリほど)のと、花の後ろに明らかな距を持つのが、本種の特徴です。

−同じ科の植物−

 2007.8.15 富士山麓    2007.8.15 富士山麓
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