カイタカラコウ

キク科 メタカラコウ属

亜高山帯の湿り気のある場所に生える多年草で、高さは30〜70センチ。根出葉は長い葉柄があり、ほこ状心形で、先は短く尾状となり、基部はややほこ形〜矢じり形、縁には不揃いな鋸歯がある。茎葉は2〜3個で小さい。
頭花はやや散房状に4〜11個付き、黄色で舌状花はふつう5個で、長さ25〜28ミリ、総苞は筒状で長さ11ミリほど。花期は7〜8月。東北地方南部〜中部地方に分布する。

〜徒然想〜

前に出逢っていますが、載せられるような写真が無くて、アップできないでいました。
そんな花に思いがけないところで出逢うと、初めての出逢いのように胸が躍ります。まだ咲き始めのようで、点々と黄色い花が見られますが、蕾をもったものも多く、あと1週間もすれば黄色で埋め尽くされるかも知れません。
似た名にオタカラコウがありますが、こちらは花が総状に沢山付きます。

−同じ科の植物−

2007.7.22 長野県八ヶ岳
2006.7.31 長野県八ヶ岳
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