エゾイチゴ

バラ科 キイチゴ属

北海道と、稀に本州中部以北の山地に生える落葉低木で、高さは1メートルほどになる。枝にはトゲが多く、葉は奇数羽状複葉が互生し、小葉は1〜2対、裏面に白い綿毛が多い。
花は白色で、花弁は5ミリほど、平開しない。花期は6〜7月。実は赤く熟す。

〜徒然想〜

登山道脇の草むらに白い花がみえました。
キイチゴの仲間と思われましたが、雨の中、特段美しいとも思わなかったこともあり、記録程度の撮影です。
ただ、背にはやたら大きな花をもつオオバタチツボスミレが、しっとりと濡れていたことを思い出します。
目の前は雨で煙った湿原への道が続きます。

久々の礼文島は、ほとんどの脇道が進入禁止になっていました。秘密の花園もあったのに、ゆったり景観を楽しめる岩場もあったのに・・・、と思う一方で、規制せざるを得ない状況にもなりつつあるのかと、今回の礼文島は寂しい想いが残りました。

−同じ科の植物−
2007.7.12 北海道雨竜町(画像にポインターをおいて下さい)
   2007.7.12 北海道雨竜町  
2018.7.13 北海道     2018.7.13 北海道
   
 2018.7.13 北海道    2018.7.13 北海道