アズマイチゲ |
キンポウゲ科 イチリンソウ属 |
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山地の林内、草地などに生える多年草で、高さは10〜20センチ。茎葉は柄があって3輪生し3出複葉。小葉は先に不明瞭な切れ込みがあって垂れ下がる。 花は茎頂に1個付け、白色で基部と裏面は少し紫色を帯びる。直径3〜4センチで、花弁はなく、萼片は8〜13枚。雄しべ、雌しべは多数ある。花期は3〜5月。北海道〜九州に分布する。 〜徒然想〜 裏高尾の林道脇に見つけたアズマイチゲは可憐で美しかった。 腹這いになりながら、夢中で撮り続けているうちに、気が付くと2人の同好者が待っていました。撮影を譲って道を進み、ふと振り返るとその人も腹這いでした。 帰り道、もう一度寄ったが、すでに花は「本日店じまい」でした。夕方になると花は閉じます。 奥多摩の登山道では、カーブした道の岩陰に不意に現れた。突然の出逢いに、思わず顔がほころびます。 この花の群生に出逢う機会は少ないです。静岡のものは小群生というところでしょうか。 似た花に、キクザキイチゲ、ユキワリイチゲ、ヒメイチゲがあります。 −同じ科の植物− |
2004.3.27 東京都裏高尾 |
2007.3.10 東京都裏高尾 |
2006.4.9 東京都奥多摩 | 2006.4.1 東京都裏高尾 |
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2018.5.12 北海道 花弁が16枚 |
2025.4.20 静岡県 | 2025.4.20 静岡県 |
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