タカサゴソウ

キク科 ニガナ属

 
2019.4.30 山口県   2019.4.30 山口県


日当たりのいい乾いた草地、丘陵などに生える多年草で、高さは20〜50センチ。根生葉は披針形で、全縁や羽状に裂けるものなど変化が多い。茎葉は互生し、基部は茎を抱く。
頭花は数個付き、白色〜淡黄色で紫色を帯び、直径2〜2.5センチ、小花は23〜27個。総苞は長さ1センチほど。花期は4〜7月。本州〜九州に分布する。

〜徒然想〜

関東方面でも分布域はあるのですが、縁なくなかなか見ることができません。西日本の草原では見られそうなので、中国地方の花旅で探すことにしました。
山口県秋吉台は、この花の生育環境には良さそうです。とはいえ、広大すぎて探すのは容易でなく、しかも当日は観光客があふれていました。とてもその中に分け入る気にはなりませんでした。
本画像は秋吉台の外れで撮影しました。それでも観光客が横目で見ながら通りすぎていきます。シロバナニガナに似た花で、一回り大きく、舌状花がずっと多い花です。

−同じ科の植物−

2019.4.30 山口県 2019.4.30 山口県
   もっとこの花を見る → Ptoto Gallery