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高山の草地などに生える多年草で、高さは１０〜２５センチ。葉はほとんど根元から出て線形。 花はまばらな総状に付き、クリーム色〜白色で、中心部が黄緑色を帯び腺点がある。花弁は６枚で、直径１５ミリほど。花期は７〜８月。北海道利尻島、礼文島に分布する。 〜徒然想〜 今度の礼文島訪問で、是非みつけたかった花の一つです。みつけるには、なかなかハードルが高い花のようです。案の定、１日歩いてみつかりませんでした。 しかし、礼文島は、遠くからの訪問者を見放さなかったようです。あきらめかけていた頃、ようやく草陰でみつけることができました。 開花は２花のみでした。まわりには丸いつぼみが多くみられましたので、花期には少し早かったのでしょう。少しがっかりもしますが、咲いたばかりの花は新鮮です。 やや黄色を帯びた白い花、黄色い葯、黄緑色の斑が、何とも言えないバランスで、気品がありきれいです。咲き始めの花に感謝です。 −同じ科の植物− |
| 2018.7.12 北海道 |
