コケミズ

イラクサ科 ミズ属

山地や海岸の湿った岩上、市街地の石垣などに生える1年草で、高さは2〜15センチ。茎は下部で分枝し、淡緑色で柔らかい。葉は対生し、葉身は卵円形で、先はやや円く、基部はくさび形、3脈があり、縁は全縁又は不明瞭な波状。葉柄は葉身とほぼ同長。
花は雌雄同株で、葉腋に雄花と雌花が混生して頭状に集まり、無柄。花は淡緑色でごく小さく、雄しべは4個、雌しべは2個。花期は3〜7月。関東地方以西〜沖縄県に分布する。

〜徒然想〜

まだ時期的には早く、花が見られるか不安です。でも、産地に案内していただきました。
狭い路地を車が行きます。しかも、傾斜がある道です。長崎はこんな道が多いようです。前から車が来たらどうするのでしょう。普段のすれ違いはどうされているのでしょうか、気にかかります。
そんな心配をものともせず、花の先輩は車を進めます。

行き着いた場所は住宅街の一角です。小さな駐車スペースに車を停めて、路地を下ります。
塀の隙間にこの花が付いていました。やはりまだ早かったものの、ほんのわずかに花開いたものが見られました。
今までに経験したことがない花探索でした。

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2019.4.6 長崎県
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     2019.5.28 鹿児島県
     
2019.5.28 鹿児島県 2019.5.28 鹿児島県