ハマベノギク

キク科 シオン属

海岸の砂地、草地、岩場などに生える2年草で、草丈は40〜80センチ。茎は基部からよく分枝して四方に地を這って広がる。根出葉は花時には枯れ、さじ形で、質は厚く、先は円くて基部は次第に狭くなって葉柄となり、両面にやや毛がある。
頭花は分枝した枝の先に1個付き、淡紫色で直径3〜4センチ。総苞片は狭いさじ形で厚い。富山県以西の日本海側〜九州に分布する。

〜徒然想〜

この花も海岸を彩る花の一つで、青い水平線を背景に砂浜一面に広がる姿を想い描いていました。
でも、残念な結果になってしまいました。夏に襲った台風で、離れた草地まで潮がかぶったようです。ハマベノギクが一面に群生していたと思われる地では、花がごくまばらに見られるだけでした。
茶色に変色した茎が目立ちましたので、相当なダメージを受けたのではないでしょうか。

今まで北九州はあまり訪れることがない地でしたが、今回の花旅では身近な北九州を感じられました。活きイカやサバ寿司などの魚介類も素晴らしかった。
また訪れることになるでしょう。

−同じ科の植物−
2017.10.27 福岡県
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