アリドオシラン

ラン科 アリドオシラン属

 
2018.7.24 静岡県   2018.7.24 静岡県

山地の樹林下などに生える多年草で、高さは5〜10センチ。葉は広卵形で茎の下部に数枚互生する。
花は茎頂に1〜3個横向きに付き、白色で花被片は基部が合着し先は開く。唇弁は長さが1センチほどで、基部が膨れ、先端が2裂する。花期は7〜8月。北海道〜四国に分布する。


〜徒然想〜

道の間違いに気付いたのは、大分下ってからのことでした。登り直すのはしんどいと思いながらも、まだ時間はありそうです。頑張ります。
間違った場所にたどり着くと、間違ってしまったのは無理もない分岐でした。道標は、目的の道に少し入ったところに立てられていました。もっと分かりやすい場所に立ててくれればと、誰もいない道標に声を出して文句を言います。調子よく道なりに下った自分が悪いのですが・・・。

アリドオシランは、道脇に点々と咲いていました。あそこにも、あそこにもと!、ちょうどいい頃のようです。踏まないよう、つま先立てて姿のいいアリドオシランを探します。
上を向いた顔、大きく口を開いた顔、うなだれた顔、横向きにすました顔・・・、様々です。
撮影しながらも、次のかわいい顔を探します。

−同じ科の植物−

 2018.7.24 静岡県    2018.7.24 静岡県
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