アオバスゲ

カヤツリグサ科 スゲ属

山地の林床、林縁などに生える多年草で、高さは20〜40センチ。葉は線形で、中心部がへこみ浅いV字型、質は硬く光沢がある。根元より斜上する茎の先端に小穂を付ける。
上が雄小穂で赤褐色を帯び、長さ1センチほど、すぐ下に果苞を3個〜5個付ける。小穂は長く伸びた苞葉の付け根から出る。花期は5〜6月。関東地方以西、四国、九州に分布する。

〜徒然想〜

撮影記録によれば、この日は白馬山麓の花散策をして、翌日に八ヶ岳山麓を巡っています。撮影時間から想像するに白馬山麓の登山道でしょう。
当時は、名前が分からなくても、ただ撮り貯めていた時期です。あまり想いが残ってません。

似た植物にヒロバスゲ、アオヒエスゲ、シロジュズスゲがあるようです。正直、これらの植物と区別できてはいません。
雄小穂が赤褐色を帯び、葉幅と葉がV字型にへこむこと、苞葉の様子から、本種としました。

−同じ科の植物−
2011.5.21 長野県
2011.5.21 長野県 2011.5.21 長野県
   2011.5.21 長野県(画像にポインターをおいてください)