ヤマハタザオ

アブラナ科 ハタザオ属

山地の草地、林縁、道端などに生える2年草で、高さは30〜80センチ。茎は直立する。根出葉はロゼット状になり、長楕円状へら形、茎葉は柄がなく、基部で茎を抱く。縁はともに波状の鋸歯がある。
花は茎頂につき、花弁は白色で4枚、長さ3〜6ミリ。花期は5〜7月。北海道〜九州に分布する。

〜徒然想〜

登山道や遊歩道脇でよく見かけるのですが、背が高くひょろっとした姿で、撮影し辛い植物です。そのためか、撮影をスキップしてしまうこともしばしばです。

ハタサオと区別ができないでいました。アップ済のハタザオはヤマハタザオだったようです。修正いたしました。

両者を比べると、葉は柄がなく、茎を抱く、長角果は茎に沿って付くのは同じです。
違いは、ハタザオは全体に白粉を帯び、花はややクリームを帯びる。対し、ヤマハタザオの花は白色です。生育環境の違いもあるでしょう。

ハタザオの生息地は思い当たる場所があります。探すことにいたします。

−同じ科の植物−
2016.6.5 北海道
2012.6.11 長野県     2016.6.5 北海道
 
2012.6.11 長野県     2012.6.11 長野県
2006.7.7 長野県八ヶ岳 2006.7.7 長野県八ヶ岳