ヒメウスユキソウ

キク科 ウスユキソウ属

 
2012.8.2 長野県木曽駒ヶ岳   2012.8.2 長野県木曽駒ヶ岳

別名 コマウスユキソウ。
中央アルプスの固有種で、花崗岩の礫地や草地などに生える多年草、高さは5〜15センチ。茎は叢生し、有花茎と無花茎がある。根出葉は倒披針形で、全体に淡黄灰色の綿毛が密生する。
頭花は黄色で2〜3個付き、6〜9個の苞葉に囲まれる。花期は7〜8月。

〜徒然想〜

混雑を避け平日に登ることにしました。それでも夏休み中のためか、ロープウェイで上がれる千畳敷は多くの人で賑わっています。

ヒメウスユキソウは木曽駒ヶ岳山頂付近で見られるようですが、山頂に向かう人が多いので別の場所で撮影することにしました。思惑のとおり、こちらはまだ人が少なく、静かな撮影になりました。
稜線を抜ける風は爽やかで、揺れるヒメウスユキソウは可愛らしい。

ヒメの名のとおり、ウスユキソウの仲間では最も小さいとされています。
この日、コケコゴメグサも見ることができましたが、ここでもヒメウスユキソウが見られ、木曽駒ヶ岳の小さい花の共演になりました。

−同じ科の植物−

 2012.8.2 長野県木曽駒ヶ岳    2012.8.2 長野県木曽駒ヶ岳
   もっとこの花を見る → Ptoto Gallery