ヒメイワダレソウ

クマツヅラ科 イワダレソウ属

    
 2013.8.25 高知県

ペルー原産の常緑多年草で、地を這う茎から高さ10センチほどの花茎を立てる。葉は対生し、縁には鋸歯がある。花は小花が集まり1センチほどの散形花序を作る。
花は淡紅色〜白色。花期は6〜9月。


〜徒然想〜

帰化植物ですが、成長が早く、グランドカバーなどに用いられることから、販売されています。
画像は四国の田園地帯を移動中に目に入ったものです。道路脇はびっしりとこの花が覆い、田の畔、溝にも見られます。水田の雑草防除のために植栽されたものが、道路にまで浸出したのでしょう。
少し色付きはじめた水田を背景に、この花が続く道。しゃがんで撮影しながらこの風景を振り返ると、これも風情があります。田園風景を背景に撮影しておかなかったことが、ちょっと悔やまれます。

なお、海岸にはイワダレソウが生えます。群生する様子や葉はよく似ていますが、花の様子は似ても似つかない花です。

−同じ科の植物−

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