ハクサンハタザオ

アブラナ科 ヤマハタザオ属

山地の日当たりのよい草地、林縁などに生える多年草で、高さは10〜30センチ。茎は株状になり、花後倒れて新苗を出す。茎葉は細く、羽状に中裂するか鋸歯縁で、短い葉柄があり、茎を抱かない。
花は総状花序になり、花弁は4枚で白色〜淡紅紫色、長さ5ミリほど。果実(長角果)は線形で数珠状にくびれる。花期は3〜5月。北海道、本州、四国、九州に分布する。

〜徒然想〜

これも迷いがありアップを控えてましたが、ハクサンハタザオでいいのではないかと判断しました。
撮影場所は三重県です。フクジュソウタキミチャルメルソウなどを見た後で、流れの周りを散策していた時に気になり撮影しておいたものです。流れに飛び出すように塊りになっていました。

この仲間は、なかなか同定が難しいです。葉には柄があり、細目で茎を抱かない、株立ちしてひ弱な感じで、ネット情報などと比較し本種としました。
決め手となる果実を撮影できていないのが、心許ないです。

−同じ科の植物−
2009.3.29 三重県
 2009.3.29 三重県    2009.3.29 三重県