ウスゲクロモジ

クスノキ科 クロモジ属

2010.3.21  大阪府  2010.3.21  大阪府(画像にポインターをおいてください)


別名ミヤマクロモジ。山地に生える落葉低木で、高さは2〜3メートル。ケクロモジの変種で、ケクロモジと同様に葉脈がはっきり隆起するが、葉の毛が薄い。
葉は互生し、狭倒卵形、全縁で、先はとがる。
雌雄別株。葉の展開と同時に開花し、花被片は6個。花期は4〜5月。関東地方以西、四国、九州に分布する。


〜徒然想〜

暗い林道脇に咲き始めていました。まだ葉の展開はなく、枝先に数花が付いているだけです。暗く、目の高さより少し高いところにあるので、ピンぼけ覚悟で手持ちで撮影します。
葉脈がはっきり隆起していて毛が少ないのが特徴ですが、生憎まだ葉の展開が無く確認できませんでした。が、この山のものはほとんどこの種ということでした。

富士山周辺に比較的多いということなので、この4月、すみれ類の散策の途中で、少し上も見ることにします。


−同じ科の植物−